リベリオン -反逆者-

 

★はじめに

このレビューは、リベリオンを既に観ていることを前提に書いている。よって、観てない人は観るがよろし(´―`)y--oO

 

★ストーリー

21世紀初頭に起きた第三次世界大戦の結果、世界は廃墟と化した。
わずかに生き残った人類は、戦争を防ぐために何をすべきか考えた末、窮極の選択をする。
それは、残虐性の根絶と感情を抹殺することだった。

怒りや恐怖、希望といったすべての感情を鈍らせる事で社会混乱を抑止し、人々の心の平衡を保ち、平和を維持する。
そのために、精神に作用するプロジウムと呼ばれる薬を毎日注射することが国民に義務付けられた。
また、感情の発露を促すとされる絵画や映画、詩集や音楽は禁じられ、持っているだけで処罰の対象となった。

今日もまた、古い家でモナ・リザを含んだ絵画を護ろうとしていた反乱者が、警察の襲撃を受ける。
先頭に立つジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)はクラリック(聖職者)の称号を持ち、
しかも銃を用いる武道ガン=カタ(GUN=KATA)の達人。殺人マシンとして畏敬の念を寄せられる存在だった。
彼は無法者の群れに飛び込んでいく。暗闇でも彼の研ぎ澄まされた感覚は確実に敵を捉え、打ち倒していく。
プレストンの活躍で、一味は発見された美術品とともに消滅した。副総裁デュポン(アンガス・マクファーデン)も彼の仕事ぶりを高く評価していた。
仕事を終えたプレストンは、相棒のパートリッジ(ショーン・ビーン)が一冊の詩集を持っていることに気づいた。
彼の行動を調べたプレストンは、彼が毎晩のように廃墟へ出かけていることを知る。
違反行為を知ったプレストンは当然のようにパートリッジに銃を向けた。
後任には野心家のブラント(テイ・ディッグズ)が配属されることになった。

プレストンの妻は4年前に感情規制違反で火刑に処されていたため、自宅にはクラリックに憧れる息子と娘だけがいる。
パートリッジのことから妻のことを思い起こしたプレストンはプロジウムの瓶をうっかり割ってしまい、注射しないまま勤務につく。
そのことは彼の心に感情を少しずつ呼び覚ます。

そんなときに、プレストンは何年にも渡ってプロジウムを拒否してきたメアリー・オブライエン(エミリー・ワトソン)を逮捕する。
彼女に「あなたの生きる目的は?」と問われたプレストンは、心のどこかにひっかかりを感じた。

そして、反乱者のアジトを捜索中に隠し部屋を発見したとき、プレストンは蓄音機のレコードに針を落とす。
突然流れてきたベートーベンのシンフォニーの圧倒的な美しさに衝撃を受けて、彼は涙を抑えることができなかった。
さらに、一匹の仔犬を庇って、彼は警備隊まで壊滅してしまう。

この先、彼の行き場のない感情はどこに向かうのか? その殺しの技術は何のために使われるのか……。
(※公式サイトより抜粋)

 

★ガン=カタ(GUN=KATA)とは?

クラリック(聖職者)のみが使えるガン=カタ(GUN=KATA)は、監督のカート・ウィマーと殺陣師のジム・ピッカーズが作り出した映画史上最強の格闘技である。
このガン=カタを使えば、武装した10人の男のいる部屋に入って、自分は一度も撃たれることなく全員を倒すことができる究極の武術である。

「リベリオン」ではじめて開発されたガン=カタは、東洋の肉体鍛錬と西洋の拳銃技術を融合することで身につけることが出来る、素早く猛烈なアクションだ。
銃を使いながらも特徴的な構えと体の動きによって、相手を死に至らしめることが出来、同時に防御もできるという究極の効果を引き出すよう編み出された。
もちろん、飛んでくる弾丸を目でとらえ避けることは、不可能である。
しかし、ガン=カタをマスターした者は、銃弾が発射されるごとに、当たる確率の最も低い位置へ身を動かすことが可能なのである。
それを可能にしたのは弾丸の軌道と射程を数理的に導き出した科学分析が根底にあるのだ。
(※公式サイトより抜粋)

 

★肝心要の感想とか

実はこの映画を知ったきっかけ、虚淵玄氏と中央東口氏がハマりにハマったと聞いたのが始まりだったり(*-*
ん〜で、興味が湧いたので即効でDVDを入手。観てみたのは10月の半ば頃、感想は………「B級だけど傑作」、此れに尽きるミ,,゚Д゚彡y─┛~~~
設定は割と陳腐だし、低予算映画だからかあまり未来的には見えない。でも、俺はこの映画に一目惚れしてしまったヽ(´―`)ノ
つ〜わけで、良い所しか書かん(*-* 欠点短所悪い所、知りたきゃ自分で探せって事サ(´―`)y--oO

 

★長点長所良い所、その1:ガン=カタミ,,゚Д゚彡y─┛~~~

とりあえず、この映画の見所はガン=カタを用いたアクションである。
どんなものか、言葉で言い表すならば………実写版『デビルメイクライ』ってとこか('='
兎に角凄い、計算された殺陣は一見の価値アリ。つ〜か、観ろ(*-*b

 

★長点長所良い所、その2:心理描写ミ,,゚Д゚彡y─┛~~~

ガン=カタアクションばかりに目を奪われがちだが、心理描写もしっかりと為されているミ,,゚Д゚彡y─┛~~~
クリスチャン・ベールやショーン・ビーン、エミリー・ワトソンの演技に要注目(*-*b
無感情だった男が、徐々に感情に目覚めていく過程が………イイ(・∀・)!!!

 

★俺的要注目シーン(以下伏字)

・無人の廃墟にて、プレストンとパートリッジが会話を交わすシーン
・プレストンが仔犬の温もりを知り、思わず庇ってしまったシーン
・プレストンがベートーベンのシンフォニーを聞き、涙を流すシーン
・メアリーとの別離、助けられず、プレストンが涙を流すシーン
 ↑此れが傑作と駄作の分岐点だったように俺は思う。安易に助けてたら、俺の中で駄作認定だった('='
・そして、ガン=カタアクション全て

 

★最後に

此の映画、一見の価値に十分値する(*-* 観ときなされ、絶対に後悔しないから(*-*b

 

 

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