Civ4プレイレポ(日本で文化勝利〜萌えヲタ風〜)(4)

★隣近所の文明は………?

前回はテクノロジーに関する話と、探索の序盤を紹介した。
さて、引き続き探索を行う。今回、ようやく他文明が登場する。

どうやら、隣近所には「中国」の「始皇帝」が存在するようだ。
中国の始皇帝は勤労志向(世界遺産の生産速度が倍)と防衛志向(日本の片方の特性と同じ)を持つ、世界遺産の建設競争でライバルになりそうな存在である。
序盤の国力増強を犠牲にして早期に叩き潰すべきか否か、微妙なところではあるが今はとりあえず和平を結んでおこう(何をするにしても偵察を終えてからである)

………それにしてもこのおっさん、なんか物言いがムカつくな('A`) めっちゃぶっ殺してぇ('A`)

多神教の研究が完了、引き続き宗教ルートを………とするのも極端なので、とりあえずは農業を選択しておく。
労働者を生産して「米」や周囲のスクエアに農地を建設し、都市の成長を加速するためである。

第二の隣近所はケルトのブレヌスである、志向は宗教(社会制度を変更した時にロスが一切発生しない)と
カリスマ(各都市に+1、ユニットのレベルアップに必要な経験値-25%、モニュメント(建造物)と放送塔(建造物)の効果に+1を付加)である。

秋葉原の北東にあった小屋から開拓者を入手、何度も言っているが開拓者や労働者の生産時に都市の成長は一時停止してしまうのでこれはとてもありがたい。
さてと、何処に第二都市を建設しようか………(名前はもちろん「日本橋」である)

………この一帯に建設するのが良さそうである、の産出量も多いしなにより左右のスクエアにワインが存在する(ワイン:+1(ワイン醸造所を建設により))

農業の研究を完了、次は石工術の研究にとりかかる。早めに採石場(石材の上に建設で石材を入手できるようになる)を石材に上に建設し、世界遺産の建設に取り組まねばならない。
そのあと、畜産→筆記→アルファベットの順でテクノロジーを取得していく予定である。

そして、秋葉原では戦士の生産が完了した。人口が3に達したし農業の研究も完了したので、次は労働者を生産させることにする。

★第二都市はでんでんタウン

紀元前3040年、「日本橋」を建設。川や湖などの淡水に面したスクエアに都市を建設した場合、+2の修正が受けられる。
とりあえずは「モニュメント」(+1/ターン)を建設しておこう。首都は宮殿があるからいいのだが、第二都市以降はこうして自分でを産出する建造物を生産しなければならない。
(もちろん、文化勝利を狙うのなら宮殿だけでは足りないが)

第二都市を建設したことにより維持費が増加し、収支が-1となってしまった。まあ序盤に蛮族の小屋からゴールドを得ているので、あと30ターン近くは無視できる。
その間に第二都市のインフラを整え、収支を+に変えていこう。

南にケルト(ブレヌス)の領土を発見、ジャングルに囲まれて哀れな奴め(・∀・)(ジャングルはが増加し、「鉄器」のテクノロジーを入手するまでは伐採できない)
とりあえずジャングルを伐採しながらの拡張は手間であるため、南への拡張は諦めた方がよさそうである。とりあえずは、東西になるべく川に沿う形で拡張を行っていこう。

労働者の生産が完了完了、それでは世界遺産「ストーンヘンジ」の建設に着手する。
世界遺産の特徴は、

1.生産コストが非常に高い(ストーンヘンジは120

2.世界にひとつしか存在しない(どこかの文明がストーンヘンジを完成させたら、他の文明は(たとえ建設中でも)諦めなければならない)

3.効果がかなり強力(ストーンヘンジは+8、+2(大預言者)、各都市にモニュメントを無償で支給である((偉人)については後述)

4.偉人の誕生率を高める(偉人については後述)

以上の四点である。特にストーンヘンジは「暦」のテクノロジーを入手すると陳腐化(効果が無くなる)するとはいえ、序盤における文化や国境の拡大の助けになってくれる。

また、ターン毎に産出されるも馬鹿には出来ない。これは全ての建造物に言えることだが、建造物から産出されるは1000年毎に増えていくのだ(ストーンヘンジはモニュメントごと陳腐化してしまうが)
早めにストーンヘンジの生産を開始しておき、次の国境拡大で石材のスクエアが国境内に入るので採石場を労働者に建設させる。あとは採石場と秋葉原を道路で結べば、石材が使用可能となる。
ストーンヘンジは石材を使った建造物なので、石材が使用可能となると生産速度が倍になる。予想では30ターン以内で、ストーンヘンジの生産を完了させることができるはずだ。

ちなみに国家遺産は世界遺産とは異なり、各文明でひとつ存在可能な建造物である。
各国家にひとつなので、たとえばにボーナスを与える国家遺産はの産出量が多い都市で生産するといった工夫が必要となる。

生産した労働者には、米のスクエアに農場を建設させる。農場は米のスクエアに建設すると+2+1の効果があるので、より都市の成長速度が速まってくれるだろう。

先程、次の研究は畜産→筆記→アルファベットでいくとしていたが理由を述べよう。

畜産:牧草地(牛のスクエアの上に建てると+1+1)が建設可能になる

筆記:図書館(+2、+25%)が建設可能になる

アルファベット:他文明とのテクノロジーの取引が可能になる

畜産や筆記も重要だが、アルファベットに一番乗りするのが重要なことである。
何故ならアルファベットに一番乗りすれば、他文明と取引を繰り返してアルファベット以前のテクノロジーのほとんどを入手することができるからだ。
自分のテクノロジーで、中国のテクノロジーを入手する。自分の+中国から入手したテクノロジーで、ケルトのテクノロジーを入手するといった感じである。

他文明がアルファベットを先に入手してしまうと最悪の場合、自分だけがテクノロジーの取引にあぶれて技術程度が低い文明に成り下がってしまうことがある。
一番乗りさえすれば、「陶器」や「瞑想」や「弓術」はテクノロジーの交換で入手できるのだから、今は優先して開発する必要がない。よって後回しで、アルファベットに乗り出す。

南西に中国(始皇帝)の領土を発見、南に押さえ込むために(川沿いに沿う形での都市建設を考慮しつつも)西の方へ拡張を行うようにしよう。
広い国土を持つ国家は豊かな国力を蓄えられる、つまり中国に自国周辺の豊かな草原地帯を取られては困るのだ(早期に滅ぼしてしまうことも視野に入れた方が良いだろう)

米のスクエアに農場を建設したが、道路で農場と秋葉原を結ばなければならない。
農場と秋葉原を道路で結んだあと、牛のスクエアに牧草地を建設(もちろん、こちらも道路で結ぶ)、そして国境の拡大に備えて石材の方に道路をあらかじめ伸ばしておく。

上空からの俯瞰視点、中国と日本の位置関係はこのようになっている。草原(緑のスクエア)と平原(枯草色のスクエア)は死守したい。
そうなると、第三都市(名称未定)の建設予定地点は赤丸が一番望ましいか。

そして戦士が一体、蛮族のライオンに倒される('A`)まあ、北方の探索は概ね終わっていたことが幸いだが………。

畜産の研究が完了、畜産のテクノロジーを入手したことで戦略資源の馬(馬を使ったユニット(騎士など)を生産するのに必要)がマップ上に表示されるように。
秋葉原の国境内に存在するとは物凄くラッキーである、お先は明るい?(・∀・)

国家間のエネルギー(軍事力)バランス、明らかに萌え大国ニッポ「ソ」だけが劣っている(萌え萌えしすぎなのか(;´Д`))
これでは因縁つけられて戦争に突入するかもしれない、軍事力が乏しくては講和すらも相手は聞き入れてくれないのである。
よって、ストーンヘンジを作り終えたら軍事力を拡充させておかなければならない(かつ、文化も高めていかなければならない)

労働者、蛮族のライオンと出遭うの図。おまけに秋葉原は軍隊不在で市民の不安が募ったか、不幸>幸福となってしまった。
戦士を戻そうにも、秋葉原に帰還するには7ターンもかかってしまう………この先、ぼんまに大丈夫かいな(;´Д`)

………と、日本橋で戦士の生産が完了。何とか危機を免れた(;´Д`)
引き続き日本橋では戦士の生産を行わせ、生産した戦士は秋葉原へと向かわせる。

日本橋でモニュメントの生産を完了させてから10ターン経過、日本橋の国境も拡大する(ついでに、が100になったので秋葉原の国境も拡大)
つ〜か、ストーンヘンジの完成があと2ターン………石材の意味ないやん(;´Д`) まあ、他の世界遺産にも石材は役に立つのだが………。

なんつ〜か、アレですな………俺って実は、へっぽこ指導者?(;´Д`)

時折表示されるランキング、文化では第三位らしい。つ〜か、他四文明がまだ分かってないんだよなぁ………(´Д`)

そして、遂にストーンヘンジが完成(・∀・)………とはいえ、日本橋には既にモニュメントが存在していたのであった('A`)
暦を入手するまでになるべく多くの都市を築き上げ、ストーンヘンジの効果(国境拡大が迅速に行える)を最大限に享受しなければ勿体無いだろう。

さぁ、ストーンヘンジも完成したことだし偉人の説明を行おう!

偉人とは偉い人である、Civ4の偉人は大技術者、大商人、大科学者、大芸術家、大預言者に大別できる(あとひとつ存在するが、誕生条件が特殊なのでここでは割愛)
偉人は、(偉人ポイント)が目標値に達すると出現する。上の画像で分かるだろうが、最初の目標値は100である。これを満たすとは0となり、次の目標値が200になる。
現在はストーンヘンジの効果により、ターン経過毎に+2(大預言者)となっている。50ターン経てば、偉人が誕生するという計算が成り立つわけだ。では、どの偉人が誕生するか?
………これは完全に運である、とはいえある程度は制御可能だ。が目標値に到達したとき、の「構成」でどの偉人が誕生するかは決定される。具体的なモデルを、以下に示す

が目標値(100)に達したとき、92(大預言者)と8(大芸術家)でが構成されていた場合:大預言者の誕生確率92%、大芸術家の誕生確率8%

つまり、「どの」が蓄積されていたかで「どの」偉人が誕生するかの確率が変動する。専門家もを産出するので、専門家の調整などである程度は制御可能である(100%の制御は難しいが)

専門家にも上で少し触れたので、専門家一覧も載せておこう。

名称 効果 必要条件
技術者 +2
+3(大技術者)
溶鉱炉で一人の市民を技術者に変更可能
工場で二人の市民を技術者に変更可能
製鉄所(国家遺産)で三人の市民を技術者に変更可能
商人 +3
-3(大商人)
市場で二人の市民を商人に変更可能
雑貨商で二人の市民を商人に変更可能
ウォール街(国家遺産)で三人の市民を商人に変更可能
科学者 +3
+3(大科学者)
図書館で二人の市民を科学者に変更可能
天文台で一人の市民を科学者に変更可能
研究所で一人の市民を科学者に変更可能
オックスフォード大学(国家遺産)で三人の市民を科学者に変更可能
芸術家 +1
+4
+3(大芸術家)
劇場で二人の市民を芸術家に変更可能
放送塔で二人の市民を芸術家に変更可能
グローブ座(国家遺産)で三人の市民を芸術家に変更可能
聖職者 +1
+1
+3(大預言者)
寺院で一人の市民を聖職者に変更可能
僧院で一人の市民を聖職者に変更可能
修道院で一人の市民を聖職者に変更可能
アンコールワット(世界遺産)で三人の市民を聖職者に変更可能
特別市民 +1 なし

文化勝利で最も重要な専門家は、当然アニメーターとかゲームクリエーターとか漫画家芸術家である。
三人都市に在住していれば(三人在住させるには、劇場に加えて+αが必要となるが)、12を毎ターン産出する上に+9(大芸術家)も産出される。

また、偉人を都市に定住させる(偉人ユニットを都市スクエアの上で消費する)ことでより優れた専門家を都市に配置することが可能となる。

名称 効果 必要条件
偉大な技術者 +3
+3
大技術者を定住させる
偉大な商人 +1
+6
大商人を定住させる
偉大な科学者 +1
+6
大科学者を定住させる
偉大な芸術家 +3
+12
大芸術家を定住させる
偉大な聖職者 +2
+5
大預言者を定住させる

こそ産出しないが、明らかに偉大ではない専門家に比べて優れているのが分かるだろうか。
また、これらの偉大な専門家は食料を一切消費しないのである。

さて、では偉人一覧をお見せしよう。

名称 効果(何れか一つを選択する)
大技術者 ・都市に定住する
・莫大なを獲得
を大量に産出(だいたい+1500〜+2000):技術分野の新しいテクノロジーに対してのみ、初期のテクノロジーなら瞬時に入手可能
・黄金時代を迎える(一度目の黄金時代を迎えるには二種類の偉人を犠牲に、二度目の黄金時代を迎えるには三種類の偉人を犠牲に…以下増加)
大商人 ・都市に定住する
・莫大なを獲得(+1000〜+3000
を大量に産出(だいたい+1500〜+2000):商業分野の新しいテクノロジーに対してのみ、初期のテクノロジーなら瞬時に入手可能
・黄金時代を迎える(一度目の黄金時代を迎えるには二種類の偉人を犠牲に、二度目の黄金時代を迎えるには三種類の偉人を犠牲に…以下増加)
大科学者 ・都市に定住する
・アカデミーを生産(アカデミー:大科学者を消費することでしか生産できない建造物、+4、+50%
を大量に産出(だいたい+1500〜+2000):科学分野の新しいテクノロジーに対してのみ、初期のテクノロジーなら瞬時に入手可能
・黄金時代を迎える(一度目の黄金時代を迎えるには二種類の偉人を犠牲に、二度目の黄金時代を迎えるには三種類の偉人を犠牲に…以下増加)
大芸術家 ・都市に定住する
・莫大な文化ポイントを獲得(+4000
を大量に産出(だいたい+1500〜+2000):芸術分野の新しいテクノロジーに対してのみ、初期のテクノロジーなら瞬時に入手可能
・黄金時代を迎える(一度目の黄金時代を迎えるには二種類の偉人を犠牲に、二度目の黄金時代を迎えるには三種類の偉人を犠牲に…以下増加)
大預言者 ・都市に定住する
を大量に産出(だいたい+1500〜+2000):宗教分野の新しいテクノロジーに対してのみ、初期のテクノロジーなら瞬時に入手可能
・黄金時代を迎える(一度目の黄金時代を迎えるには二種類の偉人を犠牲に、二度目の黄金時代を迎えるには三種類の偉人を犠牲に…以下増加)
・聖都で世界遺産を生産((建造物の名前は宗教によって異なる):+4、+1(大預言者)、宗教を布教した都市毎に+1、宗教を伝播、三人の市民を聖職者に変更可能)
※黄金時代とは:8ターンの間、1以上のを産出するスクエアで+1、1以上のを産出するスクエアで+1(簡単に言うと、税収と生産速度が8ターンの間だけ超強化される)

大技術者は世界遺産を生産するのに有効(中世までの世界遺産なら瞬時に生産が完了する!)、大商人は莫大なを獲得できる。世の中金次第、テクノロジーを買うのも金で味方を買うのもご自由に。
大科学者はテクノロジーの研究速度を劇的に加速し、大預言者はを継続的にもたらしてくれる。

だが、特筆すべきなのは大芸術家である。都市に定住させると+12、古代や古典時代から都市に定住させておけば相当なになってくれる(400ターンなら合計で+4800
これなら文化爆弾の方が良いと考えるかもしれないが、それは違う。何故なら、+50%や+100%な建造物を生産すれば+18や+24になってくれるからだ。
よって、古代や古典時代などの早期に大芸術家が誕生したら定住させるべきである。

そしてもうひとつの能力が、莫大な文化ポイントを獲得(+4000)である。
これはCiv4プレイヤーからは俗に「文化爆弾」と呼ばれており、発動すると一気に国境を拡張する効果を持っている。
必要な資源が存在するスクエアを他文明と奪い合っている場合や、他文明の都市を「文化転向」で奪いたい場合には物凄く役に立つのである。
また、終盤に定住させると+12の恩恵が長い間は受けられない。そういった場合には、素直に文化爆弾として投下することで文化勝利へのラスト・スパートになることもある。
また、(文化勝利を狙うのならあまり関係は無いのだが)占領したばかりの都市は他文明の文化が根強くレジスタンスが発生してしまうが、文化爆弾を投下することで瞬時に鎮圧可能でである。

 

 

 

次回の内容は未定である、何故なら当プレイレポはプレイを中止して書いているので今回の内容でプレイに追いついてしまったからだ。
よって、ゲームをプレイし進めてから再びプレイレポを書くこととなろう………どんな事が起こるのか分からないが、まあ楽しめる者は楽しみにしてくれればいんじゃね?(最後投げ遣り)

 

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