(本記事はふるよに Advent Calendar 2024 – Adventarに参加させて頂いてます)
こんばんは、クソ雑魚ミコトのあびすです。
気付けば早くも12月、皆様は良い一年を過ごせましたでしょうか?
今年の僕はゲーム制作熱に火がついており、ふるよにはあまりやれておりません。
大会もあまり出ておらず、交流祭や地方のイベントにちょくちょく遊びに行く程度…。
というわけで書くネタもあまりないのですが、
時期的に起源戦が注目されると思うのでそれ向けの構築記事を書きます。
ちなみに昨年書いた記事と微妙に関連があるので、昨年のも併せて読むといいですよ!(ダイマ)
1.鏡衣(ヤツハ/レンリ)について
<強み>
・強めのビート+強めのビートサポート
ヤツハは通常札対応不可がついてる2枚の3/2で安定してライフが取れる強さ。
レンリも火力こそ控えめながら防御力が高く、ビートサポートとしては申し分ない性能。
また切り札や対応札に選択肢が多く、相手視点何をやってくるのかよく分からないところが強み。
・アンチ中距離メガミ性能がとても高い
後述するがハツミやメグミに対してありえん強い。
僕はこの2柱握って今のところハツミXやメグミXに負けたことないですし負ける気がしないです。
……って強みの部分の書き方、完全に薙衣の記事をコピーしてちょっと弄っただけだな???
それもそう、実は鏡衣は決闘の際の立ち回りがほぼ薙衣と同じなのです。なので強みも同じ。
それどころか鏡衣は+αの強みが更に存在するのです。薙衣が完全下位互換とか言ってはいけない。
<更なる強み>
・眼前構築がめちゃくちゃ簡単
通常札はほぼほぼ7枚固定で切り札も概ね1.5枚固定、なのでめちゃくちゃ簡単。
薙衣と同じ丸さで眼前構築の難易度が大きく違うのは、攻撃札の枚数圧縮が大きく効いてますね。
眼前構築で考えることは「相手より先にリーサルが取れるか?」のみです、先か後かの2パターンのみ。
・プレイングもめちゃくちゃ簡単
星の爪と昏い顎と幻影歩法が揃ったら殴る、それだけ。
相手も頑張って殴り返してきますが、こちらには強い対応が多いのでまあ死にません。
・適正な3柱目が存在する
当時の起源戦における薙衣は横がいなくて苦労しました(僕は爪を選びました)が、
現在の起源戦の鏡衣は横がいます。薙を選んで薙鏡衣にしましょう、主張と強み(と弱み)は一貫しています。
一方で弱点も薙衣と共通しています、自分と同じかより後ろで殴ってくる相手には滅法強いですが、
近距離メガミ相手は非常に厳しいです。ユキヒとライラは確定BANです(今期の起源戦はライラがいないのが追い風です)
なおユリナぐらいなら所詮は間合3の中距離メガミなので、頑張ってプレイングで抹殺することができます。
<弱み>
・近距離メガミに脆弱性あり
上記の通り。
2.デッキ構築とプレイング
基本的なデッキ構築は以下。
赤字の自由枠は固定枠より(他の自由枠を入れる理由が特になければ入る)
固定枠:星の爪/昏い顎/幻影歩法/意思/嘘突き/魚吊り 夜山恋離のなれの果て
自由枠:玄塗り/双葉鏡の祟り神/六葉鏡の星の海/ラナラロミレリラ
プレイングは相手の2柱によるが、仮想敵である中距離2柱が相手の場合↓
①往路で幻影歩法から星の爪と昏い顎を振って相手のライフを適度に取りつつ、間合2に着地。
②自分からは下がらず嘘突き(本物でも偽物でもよい)や玄塗り→宿し纏いを繰り返して更地を作る。
相手の攻撃は意思/玄塗り/魚吊りで拒否する、相手が嫌がってくれるのなら魚吊りで間合1に潜ってもよい。
③星の爪/昏い顎/幻影歩法が揃ったら自分から動く、星の爪でお伺いを立ててオーラ受けなら昏い顎でライフを取る。
星の爪をライフ受けしてくれるなら昏い顎まで振る必要はないので伏せてしまって対応優先で構えてもよい。
③相手がリーサルラインに入ったら星の爪+昏い顎+巫女神楽+星の海で勝ち!6点リーサル、ふるよにって簡単やな!w
薙衣以上に立ち回りが簡単である、3/2が2枚揃ったらライフ2点取れるんだからハンド管理があまり要らない。
常に手札対応を1枚は構えられるわけで、しかも切り札に対応が1枚あるから相手はなかなかリーサルが取れない。
それでも火力がバカ強い相手(枝掌のメグミとか)にはラナラロと祟り神と意思を積みましょう、
枝掌でも突破不可能な防御力になります。こっちは巫女神楽さえ完成すれば4点リーサルです。
鏡衣と薙衣の最大の違いは、カード1枚1枚のバリューが鏡衣の方が上であることです。
攻撃札が一番分かりやすい(3/2が2枚)ですが、対応札なんかも鏡衣の方が強いです。
たとえば消音晶はリーサル直前に使わないとリーサルに寄与しませんが、
意思は使い損ねて自分のターンを迎えても相手のオーラを剥ぐのに使えます。
また、祟り神も通常札1枚を打ち消せるので、音無よりも明らかにバリューが高いです。
フレアが2コスト高い? 横がレンリちゃんなのでクリンチしてれば何とかなります。
3.カード各論
絶対に抜くことはないヤツハちゃんのつよつよ攻撃札です。
昏い顎とセットで叩き付けましょう。まあ賢い相手は大体後続3/3の顎を嫌がってライフで受けてくれる筈です。
なお自オーラ→相フレアは通常デメリットですが、こちらはクリンチ前提なので逆にメリットです(力強く断言)
離脱でなく後退せずとも攻撃後前進ができ、盤面の結晶量が減ると魚吊りのバリューが跳ね上がっていきます。
絶対に抜くことはないヤツハちゃんのつよつよ攻撃札No.2。
ただこちらはダスト枯らしでなく萎縮がつくので、星の爪みたくメリット効果とか言える筈もなく…。
相手が星の爪をオーラ受けとか舐めた真似をしてきた時のみ、幻影歩法と併せて泣く泣く振りましょう。
その場合は最低限3/3にして相手の甘えたオーラ受けをお仕置きしたいですね。
幸い、相手が星の爪をオーラ受けするとちょっと工夫すれば大体3/3になります。
そんなに強くはないですが必須カードです。
星の爪+昏い顎のコンボを叩き込むために、間合4に戻る必要があるので使います。
仮想間合調整なのがレンリちゃんと相性が良く、星の爪→幻影歩法間合4昏い顎→前進で間合2に戻れます。
相手が星の爪をライフで受けてくれて不要になったら、適当に嘘突きだの玄塗りだのに変えればいいです。
(これは昏い顎も同様)
採用すると最大オーラを実質1増やせるので、一部メガミ(3/2を2回とかするやつ)を封殺できます。
また使い損ねてリーサルターンに持ってても強く、オーラを1剥いだり鏡映数を調整することができます。
特に星の海と相性が良く、星の海を採用する場合は防御対応前提にしつつも採用を強く推奨します。
また、2枚の3/2をバカにしてくる一部対面(ホノカ)とかの算段を狂わせるのにも役立ちます。
3枚まとめて:積む枠ねーです。
契約は向こう側とのセット採用はありえそうですが、遅延目的で採用するなら祟り神+ラナラロで十分なので…。
最強の対応切り札。相手のつよつよ通常札を消して、運が良ければ反射して返せます。
反射狙いは可能であれば程度でよいです、無理に狙うと普通に負けることがあるので…。
ラナラロの方がカウンターの安定度が高いため採用の優先度が高いですが、
ドデカい一発を消したい時(主に対メグミ)にはこっちを優先して採用します。
スタッツが鏡映数依存なのでやや不安はありますが、それでも十分に強い切り札です。
意思やら前後の攻撃やらで上手いこと調整して、最低限4/2で打ちましょう。5/3にできたら宇宙です。
巫女神楽とこれを両採用することで9フレアで切り札から4~5点出ます。
先にリーサルを取れる対面、取らざるを得ない対面(ユリナとか)相手には両採用で対面をミンチにしましょう。
2枚まとめて:積む枠ないです。
わらべ唄はどうしても割りたい通常付与札がある場合だけ採用を検討しますが、
どんな状況なんですかね? 大体の場合、火力2枚か対応2枚に寄せた方がよさそう。
最強の2/1、毎ターン2/1飛ばせるのが弱い筈なし。
相手が星の爪ライフ受けするマンなら、昏い顎と幻影歩法が概ねこれに化けます。
また相手がこれを舐めてオーラ受けしてきたら、星の爪→偽証玄塗り(本物)で相手を破滅させられます。
相手目線反証失敗時の2/1+1/1が相当重いので、対レンジロックでもなければきちんと本物を積んでおきましょう
鏡衣は薙衣と異なり2枚の3/2で攻撃力は十分なので、不採用がちです。
これを積むのは嘘突きが役に立たない(対レンジロック)場合や、
何らかの理由で昏い顎が信用できず代わりの打点が必要となる場合ぐらいです。
ただ対面からすると積んでるかどうかは通常札が全バレするまでの間はわからないので、暇なら適当に偽証しましょう。
嘘突きを偽証せずわざわざ離脱して偽証すると、本物感があるし後ろに星の爪控えてるしで案外通ります。
採用するかがそこそこ難しい1枚。
ダストを枯らすと結果的に条件を満たせず、結果対応としての防御機能は失われがちです。
意思という問答無用でオーラの増減を行うことができるカードがあるので、こっちは抜かれがち。
ただそれでも1/2が偉い場面は無限にありえますし、偽証もできるので余裕があったら採用します。
3枚まとめて:積む枠ないよ。
前ステップ対応としては最強のカード。
更地で相手が泣きながら後退して攻撃してきた時に、使えば避けつつ結晶をガメれます。
これがあるお陰でラナラロと祟り神を構えて生き残りつつ最後に巫女神楽打つとかいう無茶ができます。
こんな不安定な切り札に頼らなくても、3/2を3~4発叩き込めば勝てるので基本不採用。
何らかの理由で採用する可能性はありますが、あんまり思いつきませんね…。
最強のメスガキ煽りイラスト対応カード。
必死こいて下がって攻撃してきた相手に対応して開けると概ね勝てます。
ラナラロ+祟り神採用のケースでは相手一発目の攻撃にラナラロ(ライフ受け)、
二発目の攻撃に祟り神とかやりがちです。状況に応じて対応順は考えましょう。
強いカードはデッキに入れるため不採用。
魚吊りがバフされたので余計に採用する機会が減りそう。
薙衣同様に鏡衣も切り札に枠ないので、多分採用することはないです。
薙衣が概ね響鳴共振+律動弧戟安定だったのに対し、
鏡衣は星の海とこれしかないので基本こちらを採用しがちです。
(星の海を採用するのは対レンジロック、通常札対応不可が欲しい場合など)
あと星の爪をオーラ受けした相手にこれ開けてオーラを回収不可にするなどの小テクもあります。
基本更地でダスト枯らしが大正義ですが、攻撃した後に開ければいいのでダストには困りません。
(ダストに困るほど相手がライフ受けしてくるのなら、対応切り札構えれば概ね勝ってます)
5.最後に
そんな感じで最近ちょくちょく使っている鏡衣の紹介をしてみました。今期の起源戦の参考になれば幸いです。
最後に薙鏡衣の最後の1柱である薙鏡のレシピを軽く紹介します。まあ暴力の権化なので返ってくることはないでしょう。
八方振り/石突き/星の爪/昏い顎/幻影歩法/意思/無音壁 or 薙斬り or 消音晶 or 見切り
響鳴共振+律動弧戟 or 六葉鏡の星の海+双葉鏡の祟り神/音無砕氷
薙鏡も攻撃寄せは響鳴共振+律動弧戟とバカみたいな火力が出せて、
防御寄せは音無+祟り神とバカみたいな防御性能が出ます。
即ち薙鏡衣は三面どれでも対応切り札二枚構えてニチャニチャできます。最高ですね❤
カード画像には「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」を使用させていただきました。
ふるよにコモンズはこちら☞桜降る代に決闘を