今更薙衣紹介

(本記事はふるよに Advent Calendar 2023 – Adventarに参加させて頂いてます)

こんばんは、クソ雑魚ミコトのあびすです。
いつの間にやら12月、皆様は良い一年を過ごせましたでしょうか?
僕は今年に入ってから仕事仕事でろくにふるよにやれておりません…。
辛うじてシーズン8-1まではやってたと言い張れても、シーズン8-2は…。

というわけで書くネタに困っていたのですが、
もうすぐレンリアナザーが実カードになるので構築記事を書きます。
シーズン8-1起源戦での検討2柱の記事ですが、レンリアナザーに置き換えても何とかなるんじゃないかなぁ(多分)

【サイネ】【レンリ】

 
1.薙衣(サイネ/レンリ)について

<強み>
・強めのビート+強めのビートサポート
 サイネは近年の中距離メガミ(ハツミとかメグミとか)と比べても遜色ない強さ。
 レンリも火力こそ控えめながら防御力が高く、ビートサポートとしては申し分ない性能。
 また切り札や対応札に選択肢が多く、相手視点何をやってくるのかよく分からないところが強み。
・アンチ中距離メガミ性能がとても高い
 後述するがコルヌやメグミに対してありえん強い。
 僕はシーズン8-1起源戦環境でこの2柱を握って橇棹を何度もボコしました。
 なお、シーズン8-2のカード更新でライラとレンリが強化された結果環境そのものが変わったもよう。
・ヒミカに強い
 元々サイネはヒミカに強いし、レンリも同様(※こっちは諸説)なので当然強い。

<弱み>
・眼前構築がめちゃくちゃ難しい
 何でもできる丸さはカードプールに割と何でもあるからで、当然眼前構築後は限定される。
 なので眼前構築ではこちらの強みと相手の強みを都度考えて、正しい構築をする必要がある。
 (頻出の相手2柱についてはテンプレ用意すれば困らんが、想定外にぶつかると考える必要あり)
・近距離メガミに脆弱性あり
 中距離メガミに対する前ステップ+同間合での反撃という強みが近距離メガミに活きない。
 特に最悪なのが対ライラ、相手に風雷撃と円環輪廻旋があるのでほぼ詰み。
・適正な3柱目が存在しない
 最大の問題。薙衣は帰ってこないのである(帰ってきたら正しく組めば勝てるため)
 シーズン8-1起源戦で僕は薙忍衣、薙爪衣を検討していたがどちらも薙がBANされるので…。
 (そして忍衣や爪衣はめちゃくちゃメタりやすい2柱のため、返されたら結構な確率で負ける)
 薙棹衣とかも一瞬検討したけど、この場合衣BANで残る薙棹がめちゃくちゃメタりやすい2柱に…。

2.デッキ構築とプレイング
 基本的なデッキ構築は以下。
 赤字の自由枠は固定枠より(他の自由枠を入れる理由が特になければ入る)
 固定枠:石突き/嘘突き/都度打ち/魚吊り 音無砕氷
 自由枠:八方振り/薙斬り/消音晶/無音壁/玄塗り
     律動弧戟/響鳴共振/氷雨細音の果ての果て/ラナラロミレリラ/夜山恋離のなれの果て

 プレイングは相手の2柱によるが、仮想敵である中距離2柱が相手の場合↓
 ①往路で八方振りと薙斬りと都度打ちを振って相手のライフを適度に取りつつ、間合2に着地。
 ②自分から下がらず手札は全て2/1or1/2か宿し纏いのAPに。魚吊りは握り込んだり使って間合1に潜ったり。
 ③相手がリーサルラインに入ったら響鳴共振→律動弧戟+手札オールインで勝ち!!!!!
 めちゃくちゃ簡単である。注意事項は以下2つぐらいか。
 ・嘘突きは偽物がスルーされても表向きにしないこと、どうせダストが少なければ相手はライフ受けしてくれる。
  しなければダストができるので宿し纏いしてればいずれ相手は詰む。
 ・対応札を最低1枚は抱えること、対応札1枚+音無で相手の連撃は結構破壊することができる。

 基本構築やプレイングは上記の通りだが、それで勝てない相手は当然ながら存在する(橇棹もそう)
 具体的にはこちらよりも火力が高く、先にリーサルを狙える2柱(枝掌積んだ棹Xとかが代表)
 そのような相手には下記のような逆リーサル構築がオススメ。

 八方振り/薙斬り/石突き/消音晶/嘘突き/都度打ち/魚吊り 音無砕氷/ラナラロミレリラ/律動弧戟

 プレイングは基本は上記と同様だが、ゲーム終盤の立ち回りが変わってくる。
 手札には対応2枚(消音晶と魚吊りが理想)を抱え込み、こちらから仕掛けず相手のリーサルを誘う。
 相手目線でこっちの切り札が響鳴共振+律動弧戟だと、先にリーサルに踏み出さなければならない筈だ。

 そのため終盤で先にリーサルに踏み出た相手を、対応札2枚+対応切り札2枚で耐えて生き残る。
 (オススメは最初の掌のバフが乗った攻撃にラナラロを使用して一番強い攻撃札をパクること)
 残りライフが2点とかよっぽど低くなければ、対応全部吐いて適切に捌けば大体生き残っている。
 そして相手のオーラはズタボロ(未来のこととか考えてない)なので、返しに律動弧戟と今引き2枚で勝ち。

 注意点としては早めに再構成しておき山札に有効牌を積み込んでおくこと。
 手札に対応札があるので相手のリーサルターンに対応を吐ききる前に再構成しておき、今引きを強化しておきたい。

3.カード各論
 【八方振り】
 基本構築の場合は優先度が下がり、逆リーサル構築の場合は優先度が上がるカード。
 価値はゲーム終盤に自然と八相になれるかにかかっているので採用可否が難しい。
 でもまあ大体往路の2/1が偉いのでよほど枠に困ってない限りは採用。

 【薙斬り】
 安定して採用できる。3/1はやっぱり偉大。
 枠に困っており八方振りの方が価値が高い場合は抜ける。

 【石突き】
 サイネの最強カード(異論は認める)、抜ける場合はまあない。
 リーサルでも使えるし間合2で雑に振ってオーラ剥がしても強い。

 【見切り】
 採用すると枝バフの乗った4/3をオーラ受け後、後続の3/2を躱せたりする。
 そのため決して弱くはないのだが、逆リーサルを取る時に使えないのが痛すぎる。
 サイネもレンリも強い対応通常札が他にあるので、これを採用することはあまりない。
 (むしろ他の薙Xで対枝掌に対して採用する可能性があると思っている)

 【圏域】
 対ライラで相手が風走り採用していないことを祈りながら泣く泣く採用する。
 薙衣が自分から下がるのはめちゃくちゃ弱い行為なので基本採用しない。
 なおレンリ側からするとめっちゃ嫌ですこのカード(玄塗りの軽減が有効化しない)

 【消音晶】
 対応として使用すれば返しのターンに相手の1オーラが剥げるので、見切り以上攻撃対応未満という印象。
 コルヌ相手にはクソほど刺さるので入れ得(旋回刃が壊せる、全力化絶対零度の1/2をバカにできるなど)

 【無音壁】
 ダストができる桜花決闘では有用だが薙衣はダストを作る気がないので基本不採用。
 コルヌのようなダストを作らざるを得ない相手にのみ採用する。そういう時はやっぱり強い。

 【律動弧戟】
 令和のふるよにでもなお使える大型切り札。基本採用。
 ライラ(円環輪廻旋)を相手にした場合は流石に抜く。

 【響鳴共振】
 薙衣が自分から下がるのはめちゃくちゃ弱いので相手に下がらせる。
 基本構築はこれと律動弧戟をセット採用してまとめてぶっぱする。
 逆リーサル構築では相手が勝手に響鳴共振してくれる。

 【音無砕氷】
 宇宙最強対応札、これ抜いたことは多分ない。

 【氷雨細音の果ての果て】
 コルヌとライラが死ぬと書いてある。
 他にもちょくちょく当たるメガミがいるので、ちゃんと検討した結果積むことはある。

 【嘘突き】
 最強の2/1、毎ターン2/1飛ばせるのが弱い筈なし。
 相手目線反証失敗時の2/1+1/1が相当重い。なので本物を積んでおこう。

 【都度打ち】
 往路の2/1(相手によっては2/1+1/1に)+リーサル時の2/1が1~2枚に。
 これも一回本物が見えると相手は焦燥が怖くなるので本物は積み得。
 ゲーム中盤は適当に嘘突きだの玄塗りだの言っておこう。

 【玄塗り】
 採用するかがそこそこ難しい1枚。
 相手は後退さえすればケアできるのだが、後退するとリソースがなくなる。
 そのため後退ケアを切ったところに採用しておき当てればめちゃくちゃ強い。
 なおコルヌ相手はかじかみや霜の茨を置いての攻撃、旋回刃など当て所が多いので入れ得。

 【煽り殺陣】【雲喰い】【惹き騙り】
 3枚まとめて:積む枠ないよ。

 【魚吊り】
 元々中距離メガミにはクソ強かったが、カード更新でぶっ壊れた1枚。
 誰が言ったかふるよにの謎めいた命令、打ち消しながらリソースを得るな。
 これがあるお陰でゲーム終盤にラナラロを開けてもギリギリ律動弧戟が打てる。

 【ルルララリ】
 2発ライフに当てれば概ね勝ちだが響鳴共振+律動弧戟の方が安定度高いので基本不採用。
 レンリにもっと寄せた構築があれば採用してもいいかもしれない。

 【ラナラロミレリラ】
 最強のメスガキ煽りイラスト対応カード。
 必死こいて下がって攻撃してきた相手に対応して開けると概ね勝てる。
 ただし相手が先にリーサルに踏み込まなければ実質何もしないカードなので、
 基本構築か逆リーサル構築かは相手の2柱を元にちゃんと考えて決めて採用しよう。

 【オリレテラレル】
 強いカードはデッキに入れるため不採用。
 魚吊りがバフされたので余計に採用する機会が減りそう。
 一応通常札に枠がない時に採用する可能性はあるが、薙衣切り札も枠ないので…。

 【夜山恋離のなれの果て】
 響鳴共振+律動弧戟の方が安定度高いので基本不採用。
 だがライラ(円環輪廻旋)が相手の場合のみ、響鳴共振+御剱桐子の巫女神楽でリーサルを取るため採用。
 こっちも再構成強要込みでライフ2.5点ぐらい取れたり、ダストを枯らせたりするので決して弱くはない。
 

4.レンリアナザーの場合
 上記は起源戦で検討した結果であり、そのままレンリアナザーを適用することはできないだろう。
 なので、あくまでも想像の範疇を出ないが、多分こうなるんじゃないかなぁぐらいのお話。

 ・都度打ちが欺瞞の霧と交換になるのでいかに欺瞞の霧を赤札として使えるか。
  あるいはいっそ他のカードを入れるか(神授入れる1枠が必要になるからこの枠を使うか)
 ・遺物は偽りの武器がド安定だと思われる。再構成設置偽りの武器からのリーサルが強そう。
  ただし山札が再構成されてしまうので引きムラが大きくなり、安定性は下がりそう。

5.最後に
 そんな感じで大分古い知見を垂れ流してみました。誰かの役に立てばいいなぁ。
 (本当は今年度頭ぐらいに書こうと思ってたが、延びに延びて今となってしまった)
 仕事仕事で忙しくてあんまりふるよにやれてませんが、シーズン9はまた頑張りたいところ…。

 カード画像には「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」を使用させていただきました。
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